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アレルギー体質は改善できる?

アレルギー体質は改善できる?



現代は大人も子供も、何らかのアレルギーを持っている人がとても多いです。中にはアナフィラキシーといって、アレルゲンをほんの少し摂取してしまっただけで命に関わるほどの症状が出てしまうアレルギーを持っている人もいますので、アレルギーは誰もが気をつけなければならないものとして知られるようになりました。

しかし、実際にはアレルギーについて深く知らない、なんとなくアレルギーがあるように思うけれど、何のアレルギーだか分からないという方もいるようです。

そこで、アレルギーとは何なのか、アレルギー体質を改善することはできるのかなど、アレルギーの多くのことについてこちらで解説しています。


アレルギーはなぜ起こる?


アレルギーとは?

アレルギーとは、病原性のないものに対して抗体を作ろうと過剰に反応してしまう現象をいいます。これは免疫に関係してくるのですが、例えばスギ花粉のアレルギーを持っている場合、スギ花粉は特に病原性はないのですが、体内に入り込むと、体は抗体を作ろうとしていろいろな反応を起こしてしまうのです。

『IgE(免疫グロブリンE)』と呼ばれる抗体を作りやすいのがアレルギー体質と呼ばれますが、このアレルギー体質は遺伝的に決まっているといわれています。

アレルギーはこれをすれば治るという明確なものがないので、かなり苦労している人もたくさんいますが、いろいろな環境に配慮することで症状が出ないようにしたり、軽減させることは可能です。

アレルギーが元となっている病気

例えば気管支喘息は、アレルギーが起こることで発症します。そのほかにもアレルギー性鼻炎や花粉症、アレルギー性結膜炎、食物アレルギー、冒頭で取り上げたアナフィラキシーショックなどもアレルギーが起こることによって発症する病気です。

風邪も、ごく軽症のものから重度の症状が出るものまでいろいろありますが、アレルギーの症状もさまざまで、命の危険があるようなアレルギーもあれば、ちょっと気をつけるだけで症状を回避できるアレルギーもあります。

年々増え続けるアレルギー疾患

自分の周りをちょっと見てみるだけでも、アレルギー疾患を持つ人はとても多いのではないでしょうか?

アレルギー疾患を持つ人は年々増えていて、気管支喘息をもつ小学生は、この20年でなんと3倍に増えているのだそうです。アトピー性皮膚炎を持つ乳幼児は、過去10年を見てみると1.5倍に増えているなど、アレルギー疾患を持つ人は今後もどんどん増えていくといわれています。

年々増え続けるアレルギー疾患

アレルギー体質は遺伝要素も関係してきますが、近年アレルギー疾患が増加している背景には、環境の変化の影響が大きいようです。具体的には、昔に比べると住環境が変わってきたため、ハウスダストやダニが発生しやすくなったこと、加工食品が増えて食品添加物が使われている食材を摂り入れる家庭が増えたことなどが挙げられます。

これらの原因を排除していくことでアレルギー症状を抑えることは可能ですが、そのためにはまずアレルギーの仕組みやアレルギーと環境の関係などについてしっかりと理解することが重要です。


アレルギー体質は改善できる?



アレルギー疾患を完治させると保証されている対処法は今のところまだありません。
しかし症状を軽減させたり、症状を出にくくすることが可能な対処法がいくつかあり、実際にその効果を体感している人も多いです。

腸活

腸は免疫を上げるために非常に重要な器官のひとつです。アレルギーに限らず、腸が健康であれば風邪やインフルエンザなども予防できるといわれ、冬場は特定の乳酸菌飲料が売り切れ続出となっているのをご存知のかたも多いと思います。

腸がきちんと機能していないと、老廃物を排出する器官であるにも関わらず、老廃物を吸収してしまいます。このためにアトピー性皮膚炎を発症したり、花粉症が悪化したりということが起きてしまうのです。

アレルギー疾患に悩む人は、まず腸を健康にすることから始めてください。乳酸菌を積極的に摂り入れる、発酵食品を意識的に摂取する、野菜などから食物繊維をしっかり摂るといったことを習慣にしてみましょう。

アレルギーを抑える成分を摂取する

アレルギーを引き起こす成分をデトックスしたり、アレルギーに効果的な成分を意識的に摂取することで症状を軽減させることができるといわれています。

デトックスに関しては、水などの水分をたくさん飲んで尿や汗で老廃物を排出することが一般的ですが、ミネラルやビタミンの摂取がさらにデトックス効果を高めるといわれていますので、意識的に摂るようにするとよいですね。

アレルギー体質によくない食品を避ける

揚げ物、乳製品、ケーキなどの甘いお菓子はアレルギーを起こしやすいです。また食品添加物の多く含まれた食品もアレルギー体質の人にはよくないといわれていますので、これらの食品を避け、野菜や果物といった植物性の新鮮な食材を積極的に摂り入れるようにしましょう。


DHA・EPAのアレルギーに対する効果


アレルギーを抑える成分を摂取する

DHAやEPAといった、いわゆる『オメガ3』に分類される油分がアレルギー性疾患に効果があるといわれているようです。特にアトピー性皮膚炎に効果が高いといわれています。

アレルギーを引き起こす成分として、『プロスタグランジン』、『PAF』、『ロイコトリエン』といったものがありますが、動物実験でマウスにEPAやDHAを投与したところ、PAFの産出が抑えられたとの結果が出ました。

逆にリノール酸いわれる『オメガ9』系の油を投与したところ、こうした効果は得られなかったそうです。

EPAやDHAの摂取を増やし、リノール酸の摂取を減らす

前述した動物実験からもわかりますが、現代人はリノール酸の摂取が過剰に増え、EPAやDHAの摂取が減ってきていると思われます。リノール酸を多く含むサラダ油などの摂取を減らし、オメガ3系の油であるシソ油や亜麻仁油を積極的に摂り入れることで、アレルギー性疾患を抑えることができると考えてよいでしょう。

EPAやDHAをはサプリメントで摂取

EPAやDHAは、青魚やシソ油、亜麻仁油などに豊富に含まれているといわれていますが、これらの食材は独特の風味があるので、子供などはなかなか取り入れにくいようです。とはいえ、できれば薬ではないもので対処したいと考える方もいらっしゃると思います。

その場合は、サプリメントで摂取するのがおすすめです。サプリメントであれば、風味を気にせず摂り入れることができる上に子供用だとお菓子のグミ状に加工されている商品もありますので、むしろおいしく摂取できます。

大人の方も、サプリメントは消化吸収しやすく加工されているため、食品で摂取するよりも効率的に効果を実感できると思います。

アレルギー体質は改善できる?のまとめ

  • アレルギーは、病原性のないものに対して過剰に反応し、抗体IgEを作ろうとする現象
  • アレルギー性疾患をもつ人は年々増えている、その背景には環境の変化が挙げられる
  • アレルギー体質の改善には、腸活やミネラルやビタミンの摂取、デトックス、またアレルゲン食品を避けることが効果的
  • EPAやDHAはアレルギー性疾患に効果ありとの実験結果がある
  • EPAやDHAを効率的に摂取するには、サプリメントでの摂取がおすすめ