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ドロドロ血液をつくる原因や生活習慣とは?

ドロドロ血液をつくる原因や生活習慣とは?



最近、テレビや雑誌などで「日本人の死亡原因の上位は、がん・心臓病・脳血管障害」という言葉を目にする機会が増えてきましたね。

これを受け、自分もこれらの病気にならないよう気をつけなければ!と考えることも多いですが、具体的にどのような点に配慮しなければならないかについては、なかなか理解できていないというのが実情です。

実は、これらの病気はがんを除き、いずれも血管のトラブルが原因となっています。今回は、血管と血管を流れる血液についてご説明しながら、血管トラブルがなぜ起こるのか見ていきたいと思います。


あなたもドロドロ血液かも?



日本人の死亡原因の上位を占める心筋梗塞や脳梗塞といった病、この病気の原因のひとつにドロドロ血液があります。近年、このドロドロ血液という言葉を目にする機会が増えてきていますが、皆さんはどのような状態をイメージされますか?

人によって、今にも固まってしまいそうな粘着質の血液や脂ぎってギトギトした血液などを想像するかもしれませんね。しかし実際のところ「ドロドロ血液」といっても血管の中をもったりとしたドロドロの血液が流れているというわけではありません。

ではドロドロ血液の正体とは一体どんなものなのでしょうか?

ドロドロ血液の正体とは

血液は人間の身体や生命を維持するのに欠かせない重要な存在です。一般的に、成人の場合は血液は体重1kgあたり約80ml程度となっており、身体全体に酸素や栄養素を運ぶなど重要な役割を担っています。

正常な血液は、赤血球・白血球・血小板といった細胞成分と液体成分でできており、絶妙なバランスを保ちながら体中を巡っています。

しかし、何かしらの理由でこのバランスが崩れたり、細胞成分の質や量に異常が生じてしまうと「ドロドロ血液」と呼ばれる状態となり、心筋梗塞や脳卒中といった重篤な病気を招く原因となってしまいます。

血液がドロドロになる原因

血液に異常が生じてドロドロ状態になる原因には以下のようなものがあります。

1.赤血球の割合が高くなる
熱中症や水分の摂取不足などによって体が脱水状態になってしまうと、血液中の液体成分が減少し、赤血球の割合が高くなります。その結果、血液が血管の中を流れにくくなります。

2.赤血球が固くなる
正常な赤血球は柔軟性があり、細い血管でも問題なく通ることができます。しかし、糖尿病などが進行するとこの赤血球の柔軟性が低下して固くなり、狭く細い血管を流れにくくなります。

3.血小板が固まりやすくなってしまう
血液の中の血小板は、水分不足や飲酒、肥満などが原因となって固まりやすくなってしまいます。血小板同士が固まって塊状になると、固くなった赤血球同様、細く狭い場所を通りにくくなり、血管が詰まる原因となってしまいます。

4.白血球同士がくっつきやすくなる
疲労や寝不足、ストレス過多、風邪などで体に炎症反応がある時は、白血球の粘着性が高まります。白血球の粘着性が高まると、血管の壁にはりつきやすくなったり、白血球同士がくっついたりしてしまうため、血液の流れが阻害されてしまいます。


このように、ドロドロ血液というのは血液自体がドロドロな状態を指すのではなく、血液を構成している赤血球や白血球、血小板のバランスや状態に問題があることを指す言葉なのです。

これらの原因の中で、命を奪いかねない怖い病気である心筋梗塞や脳梗塞の原因となるのは3番の「血小板が固まりやすくなってしまう」というものです。

とはいえ、他の原因が体に悪影響を与えることにはかわりなく、健康維持や健康増進を考える場合は、すべての原因を取り除くべく日々対策を行うことが重要となります。


ドロドロ血液がもたらす病気とは?



ドロドロ血液を放置することが何故問題なのか、それは様々な疾患を引き起こす要因となるからに他なりません。

その1.高血圧と動脈硬化

血液は血管を流れて体の隅々まで巡り、生命維持や人体の構成に必要な酸素や栄養素などを運んでします。しかし、ドロドロ血液の状態が続いてしまうと、細い血管や血管の狭い部分を血液が流れにくくなり、身体全体に酸素や栄養素が行き渡らなくなってしまいます。

このような状態となると、体は無理をしてでも血液を流そうと血液に高圧をかけることになります。これが俗に言う高血圧の状態です。高血圧となると、通常では流れない血液を無理に流そうとすることになるため、血管内壁に傷が付きやすくなります。


血管は傷が修復されると硬くなる性質がありますが、この傷の修復によって凝固した部分にはコレステロールなどがへばりつきやすくなるため、血管がどんどん弾力を失って固くなったり、細くなってしまったりします。

このことが、良く言われる「高血圧から動脈硬化へと進行する」という状態です。

その2.心筋梗塞、脳梗塞、脳出血



ドロドロ血液が原因の高血圧・動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなります。

動脈硬化の血管の状態は、ホースに例えるならば「固く傷だらけでボロボロになってしまったホースの内側に、ヘドロや汚れがこびりついた状態」と言えます。


このホースに高圧の水を流すとどうなるでしょうか?元々付いていた傷やひび割れが一気に破れて水が漏れ出したり、内側のヘドロや汚れが剥がれて詰まってしまったりすることは想像に難くないですよね。また、ホースと水道のつなぎ目が外れてしまう可能性だってあります。

この例えでいうところの「汚れやヘドロでホースが詰まる」という状態が、体に置き換えると、心筋梗塞や脳梗塞などになるというわけですね。また「ホースに亀裂が入って水が漏れ出す」という状態が、脳出血などになるのです。


ホースであれば、亀裂が入って破れようと、汚れが詰まって水が通らなくなろうと、新しいものに買い換えればなんの問題もありません。

しかし、血管の場合はそう簡単にはいきませんよね。そう考えると、ドロドロ血液の悪影響の大きさが良く理解できるのではないでしょうか?


医学の急速な進歩によって、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血も早期発見・早期治療で良い結果を得られるようにはなってきています。しかし、依然として後遺症が残る可能性や、突発的な発作に適切な対応ができないと命を落とす危険性が高いなどの問題が山積みでもあります。

心筋梗塞や脳梗塞の治療について考える以前に、まずは予防についての知識を蓄え、予防法を実践することが大切だといえるでしょう。

その3.糖尿病

ドロドロ血液というと、糖尿病を連想する方も多いのではないでしょうか?糖尿病の場合、ドロドロ血液が病気を招くというよりは「糖尿病が原因となって血液がドロドロになりやすい」という方が適切かもしれません。

ご存じの通り、糖尿病になると血液中の糖分(ブドウ糖)の割合が高くなります。このことによって血液がベタベタになるといわれますが、さらに、血小板の凝固が起こりやすくなる、赤血球がくっつきやすくなるといった問題が出てきます。


つまり、ドロドロ血液の原因が生じやすい血液状態になりやすいというわけですね。糖尿病の場合、様々な合併症が起きやすいとされていますが、その多くはこの血液の状態の悪化が要因となっています。

例えば、血液の流れが悪くなり目の網膜に血液が行き渡らないことで起こる「糖尿病性網膜症」、腎臓内の血管が傷ついたり詰まったりすることで起こる「糖尿病性腎症」などは、まさしく糖尿病によるドロドロ血液が原因となって起こる病気だといえるでしょう。


ドロドロ血液をつくる生活習慣とは



そもそも、血液の構成バランスが崩れてドロドロ血液となるのは何故なのでしょうか?その原因についてまとめてみましたので、参考にしてみて下さい。

1.甘いものの摂りすぎ



食生活の乱れが血液に与える影響はかなりのものですが、中でも甘いものの摂りすぎが与える悪影響は抜きんでています。

摂取しすぎてエネルギーとして使い切れなかった糖分は、肝臓内で中性脂肪に変換されるのですが、その結果血液中の中性脂肪の割合も高くなってしまいます。


また、中性脂肪が多すぎると肝臓での処理が追いつかず「レムナント」という物質が血液中に流れてしまいます。このレムナントには、白血球の粘着度を高めたり、血小板同士をくっつきやすくするなどの働きがあるので、ドロドロ血液の大きな原因となります。

適度な甘いものの摂取は、ストレス解消やエネルギー補給に役立ちますが、食べ過ぎは血液の状態を著しく悪くしてしまいます。食べ過ぎには要注意ですよ。

2.野菜や魚不足



野菜にはコレステロールを下げる食物繊維や、コレステロールが血管の波部に蓄積するのを防ぐビタミン類が豊富です。また、魚、特にイワシやアジなどの青魚には、血液をサラサラにすると言われるDHAやEPAがバランス良く含まれています。

これらの食べ物を毎日適切に摂っていれば問題ありませんが、不足してしまうと高血圧や動脈硬化が起こりやすい状態になってしまいます。日頃から、野菜不足、魚不足には十分気をつけたい所です。

とはいえ、忙しい毎日の中で、十分な量の野菜や魚を取り続けるというのは難しいというのが現実ですよね。そんな時は、DHAやEPAのサプリメントを活用するのが良いでしょう。

3.運動不足



運動をすると新陳代謝が高まり、体の中の余分なコレステロールや中性脂肪が燃焼されたり、排出されたりするため、ドロドロ血液の予防になります。

また、前述のレムナントも運動によって分解されることが分かってきていますので、毎日運動を続け、ドロドロ血液が作られにくい体の状態を保っていきましょう。

4.喫煙



煙草もドロドロ血液の大きな原因となります。タバコによる害は、悪玉コレステロールの増加や血小板を凝固させるなど、血液に対しても大変大きなものです。

さらに血管に与えるダメージも大きく、タバコに含まれる有害物質が血管を傷つけて痛めてしまうため、血管がボロボロになってしまいます。また、喫煙することで血管が収縮してしまい、血液の流れが悪くなるなどの問題もあります。

たばこは百害あって一利なしだということを、しっかり認識したいところです。

5.ストレスの多い生活

ストレスを感じると交感神経が刺激されて、アドレナリンやノルアドレナリンといったホルモンの分泌量が増加します。このホルモンは、血管や心臓を収縮させるため、血圧が上がってしまします。

さらに、ストレスは副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンの分泌量も増加させますが、このステロイドホルモンは、血中のコレステロール値を上げ、中性脂肪や血糖も増やしてしまう厄介な存在です。


こういったストレスによる悪影響を受け続けないためにも、入浴や散歩、趣味などストレスを解消できる手段を毎日の習慣に取り入れることをおすすめします。


DHA・EPAサプリで血液サラサラに!



先ほども述べたように、ドロドロな血液を改善するには魚に含まれる油「DHA・EPA」が有効です。魚が苦手だ、あまり魚を食べる機会がない、そんな方におすすめなのがDHA・EPAサプリです。

DHA・EPAサプリは、手軽に1日に必要な量のDHA・EPAを摂取することができます。血液がサラサラになると、年々リスクが高まる様々な病気を予防することができ、健康力アップに繋げることができるでしょう。

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ドロドロ血液をつくる原因や生活習慣とは?のまとめ

  • ドロドロ血液とは粘度のある血液の状態ではなく、血液構成のバランスが崩れた状態を指す
  • ドロドロ血液は心筋梗塞や脳梗塞、脳出血など重篤な病気の引き金となる
  • ドロドロ血液の原因には、運動不足や食生活の乱れなどがある
  • ドロドロ血液の予防には野菜や青魚の摂取が効果的で、DHAやEPAのサプリメントも役立ってくれる